北陸・甲信越ツーリング 前編
2006年5月のGWに北陸甲信越をツーリングした記録です。
執筆日が2012年なので、6年前の記憶を掘り起こしながら書いています。
甲州街道で東京⇒山梨⇒長野へ
夜明け前に東京を出発して甲州街道で山梨方面に向かいました。 下の画像は、途中、笹子トンネルは避けて旧道を通ったときに撮った桜です。 峠付近は寒いので、5月に桜が咲いていました。
午後3時ころには長野の松本に着きました。 松本深志高校近くの丘の上から見える日本アルプスです。山の頂上付近は雪をかぶっており、まさに絶景でした。
キャンプ場で食事をご馳走になる
大峰高原白樺の森キャンプ場に泊まりました。 「ここキャンプ場か・・・?」と思えるくらい木が覆い茂っているところにテントサイトがあります。
到着時に誰もいなかったので、バイクを通路付近に停めて周囲を散策しました。 すると、ちょうどやってきたワンボックスカーが通りにくそうにしていたので、急いでバイクを動かしながら頭をペコペコ下げました。
その後、テントの中で休憩していると、「おにーちゃーん!!おいでーー!!!」と、 そのワンボックスで来ていたグループに呼ばれて、食事をご馳走になりました。
初老のご夫婦と、その旦那さんのお兄さん、30歳くらいの若い男性、犬2匹。 若い男性は、家族でもなければ、仕事のつながりでもなく、謎の関係でした。 リサイクルショップの常連同士で仲良くなったと言っていたような・・・。
話を聞く限り、旦那さんは建設関係の仕事をしているらしく、「現場の近くのマイクロバスで寝泊りしていたけど、あれはよかったな!」 「モンゴルのゲルっていいよね」といった具合に、面白い趣味趣向をお持ちでした。
ジンギスカン、おにぎり、おやきなどをご馳走になりました。 気さくで本当に良い人たちでした。
私は、バイクツーリングだけでなく、自転車やヒッチハイクなどでも旅をしましたが、旅先で出会った人たちにかなりお世話になっています。 一期一会は旅の魅力ですね。
翌日、私が出発するときに、ご夫婦のお兄さんだけが起きていたので、何度もお礼を言って別れました。 次に会うことがあれば、何かお返しをしたいです。
↓大峰高原から見る早朝の日本アルプス。
2日目は岐阜県へ
この日は安房峠を通って奥飛騨温泉に行こうと思っていたのですが、安房峠道路が冬季閉鎖で通れず、 安房トンネルも125ccでは通れないので、あきらめて迂回することにしました。 その結果、野麦峠を通って美女高原というところにたどり着き、そこのキャンプ場に泊まることにしました。
渋滞や迂回などで疲れたので、この日はほとんど走っていません。
↓野麦峠はまだ雪が解けていません。
↓持参したレトルトのハヤシライスとスーパーのお惣菜。
3日目は白川郷へ
世界遺産の白川郷はこのツーリングのメインでした。 道中、冬季閉鎖だらけでかなり苦戦しました。 事前に調べておくべきでしたが、まさか5月でも冬季閉鎖をしてるとは思っていませんでした。
かやぶき屋根の町並みは情緒があります。
ただし、観光客の数は半端ないです。 2009年秋の連休にも車で訪れましたが、異常な渋滞です。 アドレスならすり抜けできますが。
↓飛騨牛コロッケ。飛騨牛もおいしかったです。
↓白川郷周辺は絶景が続きます。
この後、金沢方面に抜けるのですが、金沢に入った直後で事件が起きました。